カワニナ- カワニナ科 -

PR
カワニナ写真1
分布
カワニナは日本に広く分布しています。
海外では朝鮮半島や中国、台湾などに生息しています。
珍しさ
★☆☆☆☆
カワニナ写真2
その他の名称
学名:[Semisulcospira libertina]
大きさ
殻長:約40mm
特徴
カワニナはホタルの幼虫の餌になる事で有名になった貝で、同種の貝が多い事でも知られている貝ですが、国内では特に滋賀県の琵琶湖に多くの種類のカワニナが生息しています。

カワニナの生態としては産児は水温の影響を受ける為、特に4月、5月、10月に多く見る事ができます。また、カワニナは生まれてから一年で成熟する為、寿命もそれほど長いとは言えず、長く生きても2年程度だと推定されています。

カワニナは一日に5m以上の移動が可能という貝で、春から秋におとずれるカワニナの活動期には流れに逆らってのぼっていくという性質が持ちます。
また、カワニナは雑食性であるという特徴を持ち、生息場所は田んぼ、川、池などの砂や小石の多い所を好んで住処としています。

貝殻の特徴としては全体的に膨らみのある円錐形をしており、侵食によって殻頂が欠けている事などが大きな特徴として挙げられます。また、表面が布目状である事もカワニナの貝殻の特徴の一つです。
貝殻の色については鉄分の付着により黒っぽく見える事が多いのですが、本来の色は淡い褐色またはオリーブ色などの個体が多いようです。